イベント&お知らせ
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木暮実千代さんの映画と朗読の会(ふらて福祉会)
2019-12-11
「毎日が本番」という朗読劇は、下関出身で日本映画界の大スターだった木暮実千代さんが、唐戸の街の派出所を訪れた際の話を、朗読という形で上演したものです。話の内容は、警官に声を掛けられ、派出所を訪問した木暮実千代さんが、サインを求められて「毎日が本番」と書きました。「私たち女優はリハーサルがあって本番だけど、警察はリハーサル抜きの本番続き」と説明します。木暮実千代さんが有名人でありながら、気軽にサインの求めに応じるその人柄や、その当時の昭和の情景が見えるような、劇中の人物になりきっての言葉の掛け合いを楽しめる活気ある朗読劇でした。
「木暮実千代の会」が贈るこの市民劇は、一般募集で集まった方々で立ち上げられました。ご利用者様も木暮実千代さんをご存知の方も多く、派出所でのいきさつを熱心に聴いておられました。「鐘の鳴る丘」を皆さんで合唱して大いに盛り上がり、盛大な拍手で幕を閉じました。